うつぼを楽しむためにせっかく高知県まで来たので、うつぼのから揚げだけではもったいない。そこで今度はうつぼのたたきを食べることにしました。場所は、多くの居酒屋さんや特産品を扱うお店が集う、ひろめ市場です。そこの「土佐凧」さんでうつぼのたたきを注文しました。
ひろめ市場で食べたうつぼのたたきは、炙られた周辺部には鶏のもも肉よりすこし柔らかい歯ごたえがありました。固いわけでもなく柔らかいわけでもない、ちょうど熱が通った、という具合でしょうか。中は柔らかいホタテの貝柱に近いのですが、独特のもので似た歯ごたえを探すのは難しい。この2つの歯ごたえが絶妙に同居しているのです。
器の中にたくさん薬味が入っていたのですが、なにも添えなくても味があります。皮の部分にうつぼらしい風味があるのでしょうか。磯の香りがします。そして、ねぎやあおさ(たぶん)と一緒に食べるとさらに巧妙な味になってビールがすすむ。口直しにキュウリをぽりぽり食べると、またうつぼが食べたくなるから不思議。
2013年2月17日 | カテゴリー:食べ物,高知県ゲームハードに限りませんが、精密機械はホコリが苦手。特にXbox360は縦置きの場合、吸気口が上向きになるのでホコリが入りやすいという欠点があります。横に置いた場合でも排気口が上になり、同様にホコリが入りやすい設計です。
今までは布切れをかぶせてホコリを防いでいたのですが、何かの拍子に外れやすいし、どうも見た目がすっきりしない。いいものはないかと、ネットやゲームショップで探したのですが、ありませんでした。気に入る気に入らないに関係なく、据え置きゲーム機のカバーが発売されていないのです。
以前、ブックカバーやエコバッグを作ってくれた知人に、Xbox360用の布カバーを制作してもらいました。かぶせやすいように各辺にマチがわりにステッチを。そして、後ろ側にはHDMIや光デジタル音声、電源のコードがあるのでカバーにスリットを入れてもらっています。柄は、ビット絵風のウッドカモフラージュに、もうひとつは、Xboxのイメージカラーを意識してライトなグリーンのチェックにしました。
携帯ゲーム機は数えきれないほどケースが販売されています。でも据え置きのゲーム機は、持ち歩かないためかカバーが売られていません。布切れをかける前は、いちいち箱にしまっていました。そのおかげかプレイステーション2はかなり長く使えています。ゲーム機の多くは箱が保証書代わりになっているので箱を捨てることは無いのですが、ちょっと面倒です。
Xbox360やPS3は内蔵ハードディスクにセーブデータやダウンロードコンテンツを保存します。だから、あまり動かしたくないし、故障してほしくない。棚の中に収納すると熱が逃げなくて熱暴走や寿命を縮めることもあるので、棚の外に置きたい。でも、ホコリやよごれから守るカバーが売られていないのは不思議です。
左端のチェックのカバーは試作品でして、少し大きいのでPS3にかけています。化学繊維だと静電気が発生しそうなので綿のものをチョイス。なんでもない布切れではなくて、カバーだとすっきりするし、愛着もわいて大切に使っていこうと思えます。ただ、横置きにした際にカバーが外しにくくなるのを計算していなかった。
バッテラといえば鯖をつかったものしか知りませんでしたが、高知県にはなんと鰹のバッテラがありました。いままで聞いたことも無かったし、バッテラは大好きなので即注文です。お店は高知市にある、人生初のうつぼ料理を食べた『大橋通り 本池澤』さん。
食べてみると、鯖よりもあっさりしていて何貫でも食べられそうでした。それでいて、にんにくと紫蘇が絶妙に鰹の味をもりたてるので食べ応えは充分。ときおり歯でつぶれた胡麻が香ばしさをプラスしてくれ、単調になりがちな酢飯の味を新鮮なものに変えてくれます。
酢もそれほどきかせていないし、季節もあるのでしょうけど鰹も鯖のバッテラのように脂がのっている部位を使っていません。いい意味でバッテラっぽくないのです。
ちょっとgoogleの検索で調べたのですが、バッテラとは、酢でしめた鯖の箱寿司(押し寿司)のことだそう。つまり、鯖を使ったものは「バッテラ」で、鰹のものは「鰹のバッテラ」ということでしょうか。ハマチを使うと「ハマチのバッテラ」。たいやきで考えたらどうなるか。鯛型の皮にあんこが入っているのが「たいやき」。それが鯖の形を模した皮にあんこを入れたら「鯖のたいやき」、鰹の形なら「鰹のたいやき」…。
47都道府県全てを巡ったわけではないので、強くは言えないのですが、高知県以外では鰹のバッテラを見たことがありません。鯖のバッテラ、厳密に言うと「バッテラ」はよく見かけます。スーパーや道の駅、コンビニや駅のお弁当屋さんなど遭遇機会は数が知れません。
しかし、鰹のバッテラは全く見ることがなく、高知県で初めて出会いました。これはなぜでしょうか。単に知名度が低く、消費者にも認知されていないので売らないだけなのか。鯖ではないというクレームを心配しているのか。酢をあまりきかせていないので、「バッテラ」ほど長持ちせず、店頭で並べる商品としては難しいのでしょうか。
スーパーで店員さんにきいたら教えてくれるかな。
2013年2月16日 | カテゴリー:食べ物,高知県いままでスーパーで買い物をすると、お店のナイロン袋に商品を入れていました。そして、ゴミ袋に使えるからと袋をためていたらかなりの数になってしまい、それ自体が邪魔になる始末。最近、手芸を趣味とする知人(ブックカバーを製作した人)にエコバッグをもらったので、使ってみるかと軽い気持ちでエコバッグデビューしたのですが、これがなかなかうれしいのです。
エコバッグを使うとうれしくて誇らしく感じるのは、環境問題に取り組んでいるという自覚だけではなく、用意されたお店のナイロン袋を使わずに自分のエコバッグを使う。それは、受け身ではなく、能動的に行動しているという充実感があるからだと思います。
使い古した自転車カバーをリメイクして作られたエコバッグ。エコ度は抜群です。ブームに乗っかった名ばかりのものではありません。こういうものならヘソ曲がりの私でも長く使っていこうと思えます。
また、このエコバッグは折り畳んで外袋に詰めるとコンパクトに一体化できるので、通勤用のカバンにもすっきり入れておけるのがうれしいところ。長く、そして頻繁に使っていきたいです。
スーパーで見つけて思わず2つ買ってしまったゴールデンビスコこと80周年スペシャルビスコ。襟を正していただきました。深みがあると言えばいいのか味が濃いと言えばいいのか。とにかく豪華なクリームサンドビスケットでした。
ビスケットに少し塩がついてまして、これが唾液の分泌を促すのかいつもよりビスケットのパサつきを感じませんでした。スペシャルビスコの特徴である発酵バターがしっとり感をプラスしているのでしょうか。赤い箱の通常のビスコよりも食べやすかった印象です。
クリームはバニラの味が濃厚で、ミルク風味よりもバニラ風味といったところ。今回は試していませんが珈琲との相性もばっちりに違いありません。
ひと袋(5枚)をむしゃむしゃ食べましたが、残りは大切に食べようと冷蔵庫に入れています。ビスコは冷蔵庫に入れておくとひんやりしてより美味しく食べられるのです。期間限定販売なのでじっくり食べなければなりません。
お皿もお気に入りの長皿を使っています。上画像のお皿なのですが、陶芸家の土井雅文さんが焼いたもので京都で購入しました。黒っぽいお皿にビスコを盛りつけるとビスケットの小麦色が映えて、豪華に見えます。金色でスペシャルなビスコにはスペシャルな心がまえで食す、それが日常を楽しむ秘訣かもしれません。
金色の外箱については
黄金のビスコを発見、思わず購入!期間限定80周年スペシャル
の記事をお読みください。
お菓子を選ぶ時、わくわくすることはありますが、びっくりしたというのはあまり記憶にありません。仕事帰りにいつものスーパーで買い物していると、視界の端に金色に輝くものが。よく見ると、ビスコではありませんか!ゴールデンビスコ!
酵母菓子ビスコが生まれたのは1933年。キャラメルのグリコに並ぶ看板商品ですね。それにしても金色のパッケージにはやられました。思わず2個購入です。
どんなところがスペシャルなのかといいますと、
思わず記事を一部ゴールドにしております。
期間限定発売ですので気になる人はぜひどうぞ。
食べた感想は
金色の80周年スペシャルビスコを食す。バニラ風味が濃厚で、もはやスイーツ
の記事をお読みください。
朝ごはんはビスコばかりではなくて、きちんと食べる時もあります。寝坊しない朝や休日は基本的に自分でつくります。本当はいつもちゃんと食べられたらいいのですが、根がなまけもので面倒くさがりなもので…
この日の朝は塩鮭をフライパンで焼きました。小さい頃は鮭と言えばしょっぱい塩鮭だったような気がしますが、最近はしょっぱくない鮭が多くて寂しいです。塩分の取り過ぎは体に良くないですが、塩鮭を食べた日はお味噌汁を食べずにおすましにするなど工夫すれば、塩鮭一切れぐらい許容できそうです。今度塩鮭に出会えたらお茶漬けにしようかな。
焼き網で塩鮭を焼くと焦げてしまったり、汁がコンロに落ちたりで手間がかかりますが、テフロン加工のフライパンで焼くと簡単です。
油を熱して皮から焼き、ぱりっと火が通れば裏返します。身の方も表面が焼ければふたをして身全体に熱を通します。焼けたかどうか気になれば、先の細い箸や串で身の厚い部分をさして汁が出ないか確認。面倒だからと確認せずに焼き続けると、加熱しすぎて身がぱさぱさになります。
油をクッキングタオルで拭き取りながら焼けばカリッと仕上がりますが、僕は焦げ付きそうで怖いのでそのままにしています。でもいつかはカリッと焼き上げることに挑戦したい。
2013年2月12日 | カテゴリー:食べ物うつぼを食べるためにJRで高知に行こうと駅に向かったのですが、切符の購入に手間取ってしまい、駅弁もお茶も買わずに電車に飛び乗ることに。
朝ご飯を食べていなかったので、駅弁を買えなかったのはつらい。途中の乗り継ぎも時間が短くて何も買えず、空腹の極み。しかし、焦ってはいけないしそんな必要もありません。なぜなら、カバンの中にビスコがあるから。
ビスコといえどもお菓子、やはり栄養面や糖分の摂取など完璧な食事とは言えないですが、空腹でイライラして判断力を鈍らせたり八つ当たりするぐらいなら、目の前のビスコを食べて気持ちを落ち着かせます。
上の画像に映っているビスコは、5枚(クリームを挟んでいるビスケット2枚で一枚と数える)で1パックのものが3つ入っている商品です。いつもこれを買います。朝ご飯代わりに食べる時もです。
2枚で1パックのものもありますが、割高ですし袋を開けるのが面倒なんです。ちょっとビスコを食べたいなぁというシチュエーションはあまりありません。大体は空腹対策なので2枚じゃ追いつかない、やはり5枚なければ。そして小麦胚芽入りであれば文句なしです。ビスケットがザクザクして塩気があって食べ応えも十分。
また、この5枚3パックのものは、1パックか2パック食べるとできる箱の中のスペースに、チョコレートや飴などを入れると即席のお菓子箱になります。僕はたまにティッシュペーパーを1枚入れることも。手を拭きたい、ビスコを袋から出して並べたい時に重宝します。
2013年2月12日 | カテゴリー:ビスコうつぼのから揚げを食べました、うつぼを食べるのは生まれて初めて。以前から食べてみたいと思っていたのだけど、住んでいる所ではなかなか機会がありません。そこで思い切ってうつぼを特産とする高知県へ行ってきました。
高知について最初に入ったお店は、「大橋通り本池澤」。店内には老舗感が漂っていました。さて注文開始。うつぼは個性的な風貌からクセがあると思っていたので、無難そうなから揚げを食べてみることに。
注文して運ばれてくると潮の香りが香ばしく食欲をそそられます。レモン汁をかけるようすすめられましたが、素の味を知りたかったのでそのままで食べることに。
噛んでみると魚の肉と鶏肉の間のような食感です。身の部分は弾力があるのだけど、獣の肉ほど硬くなく魚の肉ほどほぐれやすくもない。味は淡白ですが無味ではありません。上品に旨味が伝わってきます。
皮の部分は魚にしては耐久力があり獣の皮に近いといえば近いかもしれません。う~む、貝ひもぐらいでしょうか。すこし磯の香りがします。海苔に青魚の血合いの風味がプラスされたような、野趣あふれる味で、血合いや内蔵の苦味が好きな人にはなじみのある風味。
皮と身の間によりぷるぷるした層があります。お肌にいいかもしれません。
淡白で旨味があり、白身。食感はぷるっとして弾力がある。振り返ってみると、うつぼはかまぼこの材料として使えるかもしれないと気づきました。白身で弾力があるという点では、なまずと似ています。
かまぼこは昔、なまずをすり身にして、葦の茎に巻きつけ焼き上げていたという話があります。食用のなまずはなかなか手に入りません。ネットで探してみても観賞用がほとんど。そこでうつぼです。うつぼ100%というのは個性がありすぎるので、他の魚と混合にするといいかもしれません。いずれチャレンジしてみよう。
2013年2月11日 | カテゴリー:食べ物,高知県僕はかまぼこやちくわ、じゃこ天、白天など練り物が大好きです。外回りの営業をしていた頃は小腹がすくと、ちくわを食べていました。魚の風味、ぷりりとした歯ごたえ、そのままでも食べられるお手軽さ、完璧。もちろん料理に使うのも大好きです。
上の画像は初めて自分でつくったかまぼこです。この頃は作り方を全く知りませんでした。ちいさなアジをおろして皮をはぎ、すり鉢で練って板に盛りつけガスレンジのグリルで焼きました。
足と呼ばれるぷりぷり感は皆無で白さも無く、アジのフレークを固めて焼いたような食感でしたが、魚そのものの風味がどこか原始的で懐かしく、素直においしいと感じました。
手づくりかまぼこを食べ終えたとき、僕の求めるかまぼこやちくわの理想像がすこし見えたような気がしました。市販されている多くのかまぼこは上品すぎる、おとなしすぎるのです。
でもそれは仕方ありません。手づくりするとわかるのですが、かまぼこ作りは大変です。それを100円程度で販売している。これ以上求めるのは無茶というもの。それなら、僕にぴったりのかまぼこやちくわを手づくりするしかないと思い至りました。
足(歯ごたえ)を形成するコツや塩加減、栄養豊富で練り物に適した魚介やつなぎ、風味を損ないにくい加熱方法などの知識を集めながら、手づくりも実践していこうと考えています。そして、かまぼこやちくわを使った料理もつくることができれば、すばらしい練り物生活が送れるではありませんか。よーし、がんばろう。
2013年2月8日 | カテゴリー:かまぼこ