ゲームハードに限りませんが、精密機械はホコリが苦手。特にXbox360は縦置きの場合、吸気口が上向きになるのでホコリが入りやすいという欠点があります。横に置いた場合でも排気口が上になり、同様にホコリが入りやすい設計です。
今までは布切れをかぶせてホコリを防いでいたのですが、何かの拍子に外れやすいし、どうも見た目がすっきりしない。いいものはないかと、ネットやゲームショップで探したのですが、ありませんでした。気に入る気に入らないに関係なく、据え置きゲーム機のカバーが発売されていないのです。
以前、ブックカバーやエコバッグを作ってくれた知人に、Xbox360用の布カバーを制作してもらいました。かぶせやすいように各辺にマチがわりにステッチを。そして、後ろ側にはHDMIや光デジタル音声、電源のコードがあるのでカバーにスリットを入れてもらっています。柄は、ビット絵風のウッドカモフラージュに、もうひとつは、Xboxのイメージカラーを意識してライトなグリーンのチェックにしました。
携帯ゲーム機は数えきれないほどケースが販売されています。でも据え置きのゲーム機は、持ち歩かないためかカバーが売られていません。布切れをかける前は、いちいち箱にしまっていました。そのおかげかプレイステーション2はかなり長く使えています。ゲーム機の多くは箱が保証書代わりになっているので箱を捨てることは無いのですが、ちょっと面倒です。
Xbox360やPS3は内蔵ハードディスクにセーブデータやダウンロードコンテンツを保存します。だから、あまり動かしたくないし、故障してほしくない。棚の中に収納すると熱が逃げなくて熱暴走や寿命を縮めることもあるので、棚の外に置きたい。でも、ホコリやよごれから守るカバーが売られていないのは不思議です。
左端のチェックのカバーは試作品でして、少し大きいのでPS3にかけています。化学繊維だと静電気が発生しそうなので綿のものをチョイス。なんでもない布切れではなくて、カバーだとすっきりするし、愛着もわいて大切に使っていこうと思えます。ただ、横置きにした際にカバーが外しにくくなるのを計算していなかった。