仏像や仁王像を撮影するときは、まっすぐ目を見つめるように撮ると迫力が出ます。目にガラスなどが細工されていて、カメラへの視線が生まれるからでしょうか。
門をくぐる参拝者を、見透かしているのか見守っているのか、力強く見おろしている仁王像。造形物としての素晴らしさから写欲をかきたてられますが、やっぱり参拝者のように仁王像の目を見てシャッターを切りたい。
横からお顔だけ狙ってみたり視線をはずして撮影してみても、しっくりきません。仁王様が持つ迫力とたくましさが撮影者の小細工を許さないのかもしれません。
この写真はRICOH GXRにA12 GR 50mmを装着して撮影し、少しトリミングしました。仏像や仁王像は柵で守られているので、近づいたりするなど、撮影ポジションによる写真構成の調整があまりできません。もう少し望遠のレンズがあれば、と思うことが多々あります。
MOUNT A12に望遠レンズをつける方法もあります。でもやっぱり、せっかくホコリを気にせずレンズユニットを交換できるGXRなのですから、GR規格の望遠レンズユニットをおもむろにガチャッと装着し、撮影に専念したいのです。
しかし、GR規格の単焦点レンズユニットに中望遠や望遠のものがありません。発売される兆候もありません。もうRICOHの商品企画担当者に祈るばかりです。
2013年6月20日 | カテゴリー:カメラRICOH GXR にMOUNT A12を装着するといろいろなレンズをつけることができます。しかし、すべてマニュアルフォーカスです。オートフォーカスに慣れきっていると、とっさにピントを合わせることができません。
以前読んだ本に、動物写真家の方が、動物は動いているのだから、ブレを恐れずにシャッターを切ろうと、書いていました。そう、僕もブレた写真をブログにアップするのを恐れないで、更新していきます。
2013年6月17日 | カテゴリー:カメラ鳩はなかなか写欲をそそられる被写体です。どこにでもいて、愛嬌があり、時に不気味でふてぶてしく、嫌悪感をいだくことも。だから撮りたくなるのでしょうか。(→ 以前にRICOH GXRで撮影した鳩)
GXR用のレンズユニットは、S10、A12 28mm F2,5、A12 50mm F2.5、A16 24-85mm、MOUNT A12をもっていますが、よく使うのはA12 50mmです。広角でもなく望遠でもない焦点距離で特徴はないけど、なんとかしようと思えばなんとかなる。50mmレンズが以前に標準レンズといわれていたのもうなずけます。
このA12 50mmレンズユニットは、AFが遅くマニュアルでもピントを合わせにくいのが気にはなりますが、画質は上質。コンパクトで比較的計量なので、カバンにも入れっぱなしにできます。
でも、望遠レンズのユニットも欲しいです。
GXRのレンズユニットに望遠が無いのは技術的な問題なのか価格や需要の問題なのか分かりませんが、135mmぐらいの単焦点レンズユニットがあればなあと常々思っています。人物や動物、虫や花(マクロ機能)など望遠で撮影したい被写体が街にはいっぱい。新型ボディの開発よりも、望遠レンズユニットを早く出して欲しい!
2013年6月16日 | カテゴリー:カメラトム・クランシーの小説を初めて読んだのが『千年紀の墓標』で、それから『レインボー・シックス』、『容赦なく』、『日米開戦』、『合衆国崩壊』、『大戦勃発』と読んで、デビュー作の『レッドオクトーバーを追え』を読みました。
トム・クランシーの小説には、どれも現代や近未来的な兵器や科学技術が登場します。これらを覚えたり完全に理解することは、軍事に関する深い知識や興味がないと難しく、私には無理でした。長い名称がアルファベットで表記されていると、よく似た兵器とごちゃごちゃになって、ええいもう!となります。
しかし、気にせず読みすすめても、ストーリーは十分に楽しめます。戦闘の緊迫感や政治的な駆け引き、登場人物の感情などは、兵器や科学技術の詳細が分からなくても、ビシバシ伝わってきます。
読んでみるまでトム・クランシーの小説は、アクション映画のようなドンパチがメインなのかと思っていました。それよりも、国際的な危機やテロの脅威に直面した人間たちの心情をよく書いていて、とても実際的に表現しています。
戦闘シーンはリアルで緊迫感があり、読んでいると気分が高揚してきますが、それが伝えたいことの全てではなく、困難にぶち当たって困惑し、立ち向かう人間の生き様を表現しようとしています。
だから、兵器や科学技術のことが分からなくても、読み終わった後の満足感はとても大きく、長い時間は無駄ではなかったと嬉しくなりました。
2013年6月9日 | カテゴリー:トム・クランシー
トム・クランシーのデビュー小説『レッドオクトーバーを追え』は、まだ読み終えてませんが映画は、DVDやVHSで何度か観ました。初めて観たのは、中学生か高校生の頃でしょうか。ショーン・コネリーとアレック・ボールドウィン、スコット・グレンなど今思えばとっても豪華なキャスト。そして、音楽はペイジル・ポールドゥリスです。
『レッドオクトーバーを追え』は、米ソ間の諜報戦が激しい頃に建造されたソ連の潜水艦をとりまく軍事スリラーです。私の中での潜水艦映画の基準になっていて、『レッドオクトーバーを追え』を超えるものは、なかなか無いように思います。記憶は薄れていますが、『眼下の敵』は匹敵するかも。
『レッドオクトーバーを追え』を盛り上げているのが、ペイジル・ポールドゥリスの音楽。凍える大地で力強く生きる男の決心を、深く静かに、海を漂う潜水艦のように表現しています。ロシア語(?)の楽曲が生み出す独特の緊迫感。ペイジル・ポールドゥリスが音楽を担当した『ロボコップ』に並ぶ、名スコアです。
2013年6月4日 | カテゴリー:トム・クランシー若葉が生い茂る頃、比叡山延暦寺に根を下ろす菩提樹を撮影。
なんだか油絵みたいになってしまいました。広角レンズで、葉が生い茂る機を撮影すると、一枚いちまいの葉がつぶれ気味になって絵画みたいになってしまいます。ふ~む、掲載する画像のサイズをもっと大きくすれば、葉の輪郭がもうすこしはっきりするのでしょうか。
2013年5月30日 | カテゴリー:カメラ初夏の夕暮れ時に、京都タワーを撮影。
早めの夕食を済ませてふと見上げるとライトアップされた京都タワーが。GXRにA12 50mm F2.5を装着して撮影。ISOは400、シャッタースピードは60分の1秒、絞りはf=3.5。AFは遅いが画質は鋭いものがあります。さすがGRを冠するレンズユニット。
2013年5月26日 | カテゴリー:カメラ朝食や小腹が空いたときに活躍するピザトースト。私もよく作ります。宅配ピザは豪華で美味しいのですがちょっと予算や摂取カロリーが気になるので、友人が遊びに来たりココぞという時のお楽しみにして、普段はもっぱらピザトーストです。
朝型生活を始めようと意気込んでいたら、蛍光灯をつけたまま寝てしまって予定よりかなり早起きしてしまいました。シャワーを浴びて珈琲とピザトーストで朝食を済ませたら、久しぶりにカメラを持って散歩することに。カメラはRICOH GXR、レンズユニットはA12 GRlens 50mm F2.5です。
四月から生活が少し変わりまして、どたばたして気持ちが落ち着かない。いろんな事が宙ぶらりんでなかなか結末が見えないというのは、あまり精神衛生上よくないですね。
でも、外を歩いて、よく行くベーカリーカフェで珈琲と美味しいパンを食べたら元気が出ました。映画を観る気力が復活したので、帰宅途中でアクション映画の『ボーン・レガシー』と『インセプション』をレンタル。
『インセプション』は『バットマン ザ・ダークナイト・ライジング』で印象的だった俳優さんが出ているみたいなので楽しみです。マット・ディモンのボーンシリーズは3作とも観ているので、『ボーン・レガシー』はおさえておこうと借りました。
上の画像は以前に撮影した桜。記事とは関係ありませんです。カメラはCanon Eos Kiss Digital N で、レンズはEF50mm F1.8。
2013年3月31日 | カテゴリー:暮らし