トム・クランシーのデビュー小説『レッドオクトーバーを追え』は、まだ読み終えてませんが映画は、DVDやVHSで何度か観ました。初めて観たのは、中学生か高校生の頃でしょうか。ショーン・コネリーとアレック・ボールドウィン、スコット・グレンなど今思えばとっても豪華なキャスト。そして、音楽はペイジル・ポールドゥリスです。
『レッドオクトーバーを追え』は、米ソ間の諜報戦が激しい頃に建造されたソ連の潜水艦をとりまく軍事スリラーです。私の中での潜水艦映画の基準になっていて、『レッドオクトーバーを追え』を超えるものは、なかなか無いように思います。記憶は薄れていますが、『眼下の敵』は匹敵するかも。
『レッドオクトーバーを追え』を盛り上げているのが、ペイジル・ポールドゥリスの音楽。凍える大地で力強く生きる男の決心を、深く静かに、海を漂う潜水艦のように表現しています。ロシア語(?)の楽曲が生み出す独特の緊迫感。ペイジル・ポールドゥリスが音楽を担当した『ロボコップ』に並ぶ、名スコアです。
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