げんこつ飴を見たのは久しぶりです。通勤前にいつものお菓子屋さんでビスコとお茶を買ってレジで精算。ふと視線を落とすとパッケージに大きく「味」と書かれた「かつおげんこつ」が。懐かしくて買ってしまいました。
小学生の頃、通学途中の駄菓子屋と文房具屋が融合したお店で、げんこつ飴を見ました。見ただけで買ってはいません。限りあるお小遣いは、チョコレートやガム、うまい棒などもっと派手なお菓子に使いました。確かそのとき見たげんこつ飴は、棒状できな粉がまぶされていたはず。いろいろバリエーションがあるようです。
こうせん(はだか麦)ってはったい粉のことですよね。なんと懐かしい響き。よく親が湯で練って食べていました。おいしいとは言わずに、ああ懐かしいと言っていました。少し食べて見ましたが、その頃は良さを理解できませんでした。はったい粉や落雁などを食べるようになったのは大きくなってからです。
「かつおげんこつ」(株式会社マルシゲ)には、水飴や黒砂糖、砂糖などが原材料名の始めの方に書いてあるのですが、甘さをあまり感じませんでした。その他は、こうせん(はだか麦)、きな粉(大豆)、ピーナッツ、胡麻、食塩です。昔からあるものばかりでほっとします。食べると、懐かしい味がしました。私も大人になれたのでしょうか。
形が鰹節に似ているから「かつおげんこつ」という名前だと推測。
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