以前にみりんの原材料の表記が詳しくなっていたと書きましたが、『米トレーサビリティ法』によるものでした。農林水産省のサイトからの引用ですが「お米、米加工品に問題が発生した際に流通ルートを速やかに特定するため、生産から販売・提供までの各段階を通じ、取引等の記録を作成・保存」を義務づけるものです。
米トレーサビリティ法によって、米の産地を購入の判断基準に加えられます。少し高くても安全なお米を使っている商品を選ぶ、予算と折り合いをつけるなど、納得して買い物ができるようになりました。産地が安全度を完全に表しているわけではないですが…
以前は、米としか書かれていなかったので、国産だと思い込んで買っていた消費者がいたはずです、私はそうでした。産地を書いていたり書かれていなかったりすると、余計にわからなくなります。米トレーサビリティ法によって、少しでも選びやすくなればいいなと期待しています。
企業も、消費者が選ぶならコストがかかっても自信のあるお米で勝負しようと考えるかもしれません。消費者の選んだもの、それが企業へのメッセージになれば、買い物がもっと楽しくなりそうです。
米トレーサビリティ法について、詳しくは農林水産省のサイトをご覧ください。
参考サイト:農林水産省/消費者のみなさまへ
http://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/beikoku/syouhi01.html@tomex78さんをフォロー ツイート